育毛シャンプーにはどのような効果があるか

薄毛や禿になりかかった人がまず頼るものとして、育毛シャンプーや育毛リンスなどがあります。これらにはどの程度の効果があるのか、実際にはよく理解しないまま使っている人が大半であるという現状でしょう。大きな勘違いがされていることもありますが、シャンプーやリンスで髪の毛が生えることはありません。そういった成分は配合されていないからです。実際に発毛の効果のあるものは医薬品であり、それらは市販のシャンプーなどには含まれていません。

では、育毛をうたったシャンプーに何にも効果がないかというと、そうでもありません。予防という点からすると、充分なものがあると言えます。育毛シャンプーでないものを弱った頭皮に使うと、薄毛を進行させる可能性がありますし、自分の頭皮に合わないシャンプーを使うと赤剥けすることがあります。頭皮がかゆい、フケが多いなどといった場合には、シャンプーが合っていない可能性があります。こういう場合には薄毛も進行していきます。そのため、自分の頭皮に合ったシャンプーやリンスを選ぶことは重要です。

シャンプーを選ぶにあたっての注意点として、あまり皮脂を落とすことを重視してはいけないということがあります。皮脂はなるべく落とした方がいいという風潮があり、メーカーも皮脂を落として頭皮の環境を改善することが発毛につながるという宣伝をしていますが、過度に皮脂を落とすことは逆に頭皮が傷つきやすくなります。適度に皮脂が残っている方が頭皮にとってはいい環境です。皮脂を落とすシャンプーでごしごし洗っていると、落ち過ぎた分の皮脂を補おうとして、逆に過剰に皮脂が分泌することもあります。また、あまり安いシャンプーを使っていると、汚れが落ちにくいということもあり、無理にこすって汚れを落とそうとするあまり、頭皮に負担がかかることがあります。多少高くても、頭皮環境を整えることを目的とした製品を選ぶようにしましょう。

シャンプーは髪の毛の汚れを落とすものと一般的に言われていますが、実際に洗うのは髪の毛というより、頭皮です。髪がすでに死んだ細胞でできています。丁寧にケアしても、今生えている髪の毛が改善するわけではありません。ヘアケアで注意したいのは、髪を生み出す頭皮です。シャンプーでは、髪を生み出す頭皮の健康を保つことを考えましょう。シャンプーするときには、爪を立てるのではなく、指の腹で優しく頭皮を洗うようにしましょう。それだけで頭皮環境は改善しますし、薄毛の進行を食い止めることができます。