筋トレすると薄毛になる?

よく言われることに、筋トレすると禿やすいというものがあります。都市伝説のように語られることもあり、ジョークとして受け止められていますが、実際には筋トレによって薄毛になったり禿げたりすることがあります。誰もがそうなるというわけではなく、元々薄毛や禿になりやすい体質の人は筋トレで薄毛が進行する可能性があるのは本当です。

筋トレすると、男性ホルモンであるテストステロンが増加します。このテストステロンと薄毛には関連性があると、ある科学者の研究で明らかになっています。去勢された男性の薄毛について調査したところ、思春期以前に去勢した男性は薄毛になることはなく、薄毛の男性が去勢した場合に薄毛の進行が止まったという結果が得られました。さらに、元々薄毛の男性は、去勢したことで薄毛の進行は止まりましたが、テストステロンを注射したら再び薄毛になり始めました。元々薄毛ではない人の場合には、去勢後にテストステロンを注射しても薄毛にはならなかったという結果です。ここから結論として言えるのは、テストステロンの量が増えると薄毛になる人が少なからずいるということです。

実際に、薄毛で悩んでいる人の個人ブログを見ると、筋トレを始めてから急速に禿が進行したと語られています。この男性はダイエットのためにジムに通い始めたところ、3ヶ月あまりで体重や体脂肪率がマイナスなったが、急に薄毛になったということです。そこでAGA治療を始めて、プロペシアを服用し始めたら、薄毛は解消したという話です。プロペシアはほぼ確実に薄毛の進行を阻止できるため、このまま筋トレを続けながら、プロペシアも飲んで身体も髪の毛も健康を保ちたいと語っています。

筋トレをしたからといって、全員が禿になるわけではありませんが、常に運動をして健康な身体作りをしている人で、元々薄毛の傾向のある人は気を付けた方がいいでしょう。問題なのはウェイトトレーニングやダンベルなどの筋力増強を目的としたトレーニングであって、それ以外の運動は関係ないということです。たとえばウォーキングや水泳などの有酸素運動は、むしろDHTを減少させるという報告もあり、薄毛の人が体力の増強やダイエットをするための運動をするなら、こういった筋力増強ではない方の運動をした方がいいでしょう。筋トレをし始めたら、薄毛になってしまったという人は、専門医に診てもらって適切な指導をうけた方がいいでしょう。多少セーブすることを勧められるかもしれません。